私は、本業のサラリーマン以外で様々な投資をしております。失敗も沢山しておりますが、何とか生き残っております。基本的に致命的なダメージを受けない方法を採用しており、大体 年利が8%以下になるようになっております。これは、狙っているわけではなく、私が安心して寝てられる位に安全運転を取ると、その辺りになってしまうという経験則です。
今回は、不動産投資と金融投資の違いに対して考えようと思います。
目次
不動産投資と、金融投資は同じように見えて違う
不動産投資と金融投資は、自らの資本を運用して利益を得る方法としては同じであり、不労働所得としては、同じカテゴリーに入り、将来の心配を解消してく手段となりますが、本当は全く種類が違うものだと思っております。
どの位違うのかというと、不動産投資が自動車 金融投資は電車というイメージです。
そう、ゴールは同じなのですが、そのゴールへ行く交通手段が違うのです。
不動産投資を自動車とイメージしている訳
自動車としてイメージしているのは以下の理由です。
不動産をしていると様々なトラブルが起きます、もちろん管理会社が対応してくれるのですが、基本的には最終判断は自らが決めなくてはいけません。すべての行動の結果が自らの責任となります。
自ら運転しなくてはいけない自動車ですが、目的地まで行くには色々なルートと車の種類を選べます。
例えば、バリバリのスポーツカーに乗って、高速道路をぶっ飛ばして目的地まで行く事もできます。この意味は、ガンガン銀行から融資をしてもらい、大きな物件を購入。利回りが低いが、スケールメリットを活かしているので手残りの金額が大きいという方法です。大体の人が思っている投資方法ですね。しかしながら、少しでも運転操作をミスすると交通事故になりかねなく、最悪自己破産などの致命的な結果を招くことになります。
私の場合は、乗る車は耕運機でしょうか。スピードは物凄く遅いのでもちろん一般道路です。というか、一般道路でもなくオフロードかもしれません。その代わり、どんな道でも走ることが出来ますし、途中で止まってみて後ろを振り返ってみて問題なかったかを確認したり、昼寝したりします。
もちろん目的地までの時間は物凄く掛かりますが、いずれかは安全に到達できるでしょう。
金融投資を電車とイメージしている訳
不動産投資の自動車と違い、金融投資を電車としてイメージしております。
例えば、投資した株の株価が落下した場合、投資家がその原因と対策を打つ必要がありません。下がった事実に文句を言うだけです。逆に言うと何も出来ないので、その株を売るか、がんばって維持するかだけの判断となります。簡単ですね。
金融投資は一度その電車に乗ってしまうと、ルートは自分で決められません。途中下車するか、目的地まで乗り続けるだけです。簡単ですね。
金融投資はすることは簡単なのですが、実際やってみると自分との闘いですね。私は、トレードが物凄く下手ですので、相場を読まなくてもある程度利益がでる自動売買を主力にしております。
どっちが好きかではなく、どちらも出来たら最高
不動産投資は、あ!失敗した!と思っても自らのリカバリーが出来る余地がありますが、金融投資は、あ!失敗した!と思っても何もできないこの差だけです。
このように、資本を入れる事には変わりないのですが、資本を入れた後の対応が全く違います。どちらがいいのかではなく、どちらもできたら良いのではと思います。こんなけ変動が激しくなっているこのご時世に、一つだけの能力だけを鍛えても、使えなくなる可能性があるからです。
組織の中の一つの能力だけを鍛えていても、その組織の中にいられなくなったら、その能力は他で全く使えない能力だったみたいな事を避けておくべきです。私も失敗ばかりですが、少しづつ安定して利益が出てきております。
その利益は、不動産であったり、金融投資であったりしますね。その地合いによって変わりますのでまんべんなく分散投資をして、致命的なミスが起きないような形で資産形成できれば最高と考えております。