ビットコインは自動積立で運用してみます

2021年世界中の様々な思惑の中、爆発的に価格が上昇しております。現在(2021年2月12日)の価格ですが、1BTCあたり500万円となっております。去年の今頃は、100万円をウロウロしていたのに、2020年の年末からドカンと上がり、5カ月で5倍になってしまいました。この1~2か月の状況をみると、やっぱり買っておくべきであった~みたいに悔しくなると思いますが、闇雲に買ってもリスクがあると思いますので、投資に対する心構えが必要だと思われます。

ビットコインの特徴

ビットコインを始めとするデジタル資産には特徴があり、以下の理由で値段の上下が激しく動きますね。

  • 市場に参加しているプレイヤーが、FXや株式に比べて極端に少ない
  • 市場に出回るビットコインの数量が決まっている
  • 市場のほとんどのビットコインを一定の人間が保有している

このように、ビットコインはとても小さい市場で売買されていることがわかります。特に、上位4%の人間がほどんどのビットコインを持っているといわれているので、市場に出回るビットコインの数量はほんの僅かになってしまいます。

希少価値が高い⇒みんなが欲しがる⇒価値が上がる。この市場原理はビットコインにも当てはまり、将来は資産価値のあるデータになると考えております。またコロナの影響により非接触型のシステムが好まれる時代に変化してますので、紙ベースのお金から、デジタルマネーに移行していくのではとも考えてます。その基本的な考え方はビットコインの考え方がベースになるのでは?と予想しております。

しかしながら、まだとても小さな市場での売買であるために、ちょっとした情報や、上位4%の動きで価格が大きく変動し、まるでジェットコースターに乗っているような気分にさせられる未熟な市場であります。

その中で、どのように売買をしていったら良いのかを検討してみました。

過去のビットコインの売買利益を振り返る

私は、2016年からビットコインを購入し始めました。その当時は1ビット80万円。未来の可能性も期待しながら、おそるおそる2BTC購入した記憶があります。

そして2017年! ビットコインが1ビット230万円まで跳ね上がることとなります。これは本当にわくわくしましたよね! 宝くじに当たった気分ってこんな感じなんだろうか?勝ち組気分を味わえたものです。

こうやん
こうやん

これはもっと上がる!このまま持っていたら、私はかなりの資産家になるじゃん!とウハウハでした。

でも、世の中はそんなに上手くいかないものなんですね~。Xデーが来るのです。

コインチェック事件です。私はコインチェック口座にビットコインを入れていたのですね~2BTCですよ。その当時だと640万円です!この事件をきっかけにビットコインは暴落しました。しかも、コインチェックの口座は凍結されBTCも売るのも、引き出すこともできない状態でした。みるみるうちに、40万円まで暴落してしまったんですね。なにもできない歯がゆさを感じましたね。

ようやく、コインチェック事件も清算され、私にビットコインが戻されました。しかし、その頃にはモチベーションがかなり下がっており私のなかの仮想通貨に対する情熱は封印されておりました。

そして、2020年の年末からビットコインがまた息を吹き返しました。しかしながら、私は逃げるようにビットコインがを売却し、やっと利益を取ることができました。

2016年年末に購入したのビットコインは、2021年年始に売却したことにより利益を得ることができましたので、結果的には良かったとなりますが、精神的につらい思いをしながら4年間持ち続けていた事となります。

こうやん
こうやん

本当に、長い長い4年間でした。

1ビット80万円を、350万円で売り逃げたので資産としては4倍程度になったのですが、4年間持ち続けたことになり、1年で考えると68万円の利益という結果になりました。う~ん、不動産投資の方が資産効率が良いと思われる成績です。

しかも40万円まで暴落し、もう二度と買値まで戻ることはないだろうと、悲観的にさせられた4年間の精神的ダメージも相当なものでした。

2016年から見たビットコインの最新売買戦略

そんな振り回されすぎたビットコインですが、それでももう一度、投資すべきであると思っています。ビットコインなどの仮想通貨は市場でも未熟ですし、法的にも整備されていません。しかしこれから、紙ベースのお金の代替えとなりうる可能性が期待できるので、今のうちに少しでも持っておくべきではと考えております。

こういち
こういち

でも、あの4年間の悪夢は2度としたくないですね。

そこで考えた、2021年からのビットコインの買い方ですが以下を考えております。

毎日、2000円分のビットコインを買い続ける

投資資本は、前回の売買で得た利益の再投資を行う予定です。しかしながら、一気に購入しません。理由は仮想通貨はちょっとした情報により価格の上下が凄い為一気に購入してしまうと、その購入した価格に対して利益がでるか、損失がでるかが決まってしまします。これはかなり精神的にまいります。

価格がどんどん上昇している時は、ちょっとずつ利益が積みあがっていき、ウハウハで楽しいのですが、暴落時はその落ち方が半端なく一瞬で利益が飛んでしまう可能性があります。人間は不思議ことに、得られていたであろう利益が少なくなると焦ってしまい、冷静な判断が出来なくなります。

その対策として、毎日定額を購入するのが精神的に安定するのではと考えております。4年前に240万円から40万円に暴落する過去から考えたら、40万円になるまで購入を待つとの考えもありますが、はっきり言って短期売買の才能が全くないということと、ビットコインは長期スパンで上昇する事を前提としているので、持っていればいずれかは利益がでると考えております。

上がっている時はどんどん買いあがっていくので、平均購入単価はどんどん上がっていきますが、ドカンと下がった時もしっかり購入できるスタイルなので、長期的にみると、投資期間の平均値購入していることになります。

2024年に投資した金額分の資本を取り戻す

2024年に投資した金額分を売却しようと考えております。

こうやん
こうやん

ビットコインの半減期が2024年の3月に来る予想なんですね。

ビットコインはただ単なるデータですので、理屈ではいくらでも発行が可能なのです。しかし、市場に大量に出回るとその価値が下がってしまいます。

まぁ今で言うと、コロナ禍の初期にマスクが足りなくて、販売価格がとても高かったのですが、世界中で生産されるようになった途端に、ドーンと価格が下がってしまった事と同じようなことが起きる可能性があるのです。

これでは資産としての価値がないですね。そこで、ビットコインは発行枚数の上限を2100万枚と決め、だいたい4年に一度、発行枚数を半分にしていくという設計になっております。ちなみに、だいたい4年と表現している理由ですが、発行枚数に対して半分になっていくのですが、そのペースが4年位になるのですね。

この半減期に毎回ドラマが生じるのですね~。半減期を迎えた辺りで一度価格が沸騰するのです!そして、ドーンと暴落するサイクルが毎回行われているのですね。実は2017年に230万円まで跳ね上がった時も半減期の後ですし、2020年の500万円の跳ね上がりも、半減期の後になります。

この価格の沸騰からの暴落がある程度パターン化しています。というよりか、市場が小さいので、ビットコインの上位の人間が操作してる感じもしますけどね。でも、知っていればその波に乗ればいいだけです。

売却方針

2024年の半減期後に、投資した資本分を回収し、残りは持ち続ける

やっぱり「投資は寝て待てスタイル」が性格に合う

現在は2021年ですが、ビットコインがまだどんどん上がっておりますので、これから、一旦ドーンと価格が落ちる可能性もあると思います。これは、過去のチャートを見てるとよくわかりますね。

今回の作戦は、4年間も持っていることとなります。その間、価格は下がることもあるし、上がることもあると思いますが、トータル的に平均購入価格より価値が上がっていると考えております。そもそも、そういう考えでないと投資もしませんしね。

ポイントはメンタルの維持

前回の半減期の投資方針は、精神的にしんどい方法でした。持っている資産が、半分以下になる状況もありました。しかしながら、今回の投資方針は毎日買うスタイルなので、下がったら下がったで沢山買えるのでうれしくなりますし、上がっていたら買いあがれるのでうれしくなります。何より、ほったらかしに出来る事が最大の魅力です。私は、この「投資は寝て待て」スタイルが精神的に楽ですので、この投資方法をこれからやっていこうと思います。